
1:( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`)φ ★:2012/03/27(火) 19:29:55.71 ID:???
面白法人カヤックには、カヤックスタイルと称する「仕事をする姿勢として大切にしている
7つのキーワードがあります。その中の1つに「それって漫画っぽい?」というキーワードがあるぐらい
漫画的であることを重視している会社です。今週は、その面白法人カヤックが漫画をどのように
仕事に生かしている会社なのか?ということについて書きたいと思います。
一口に漫画と言っても様々なジャンルがあり広すぎますので、僕らのイメージする「漫画っぽさ」について
もう少し解説するのであれば、それはバトルを中心とした少年漫画っぽさと言えるでしょう。1970年代
生まれであるカヤック創業者3人の人格形成における大事な時期である小学生を過ごした時代が、
週刊少年ジャンプの1980年代から1990年代にかけての黄金期(勝手に僕らはそう思っています)と、
もろにかぶっていることに影響を受けています。それでは、バトルを中心とした少年漫画のどのような
エッセンスを僕らは仕事にいかしているのでしょうか。その特徴的なことを5つほど抜き出し、
解説したいと思います。
★その1 毎回次から次へと強い敵がやってくる。
バトル系の少年漫画のストーリーは非常に単純です。とにかく戦っているだけですから。そして、
毎回のように最強の敵がやってきます。今度こそやられそうだという史上最強の敵が訪れるのです。
そして息も絶え絶えになりながらもなんとこさ倒すことができます。そして、1つの戦いを終えるたびに、
主人公は修行に入り、必殺技を進化させ次の敵を倒す準備をするのです。ほぼこの単純なストーリーの
繰り返しです。
ですが、この単純な繰り返しのパターンこそが、仕事そのもの、あるいは人生そのものではないかと
僕らは思っています。つまり、仕事も新しいチャレンジの繰り返しなのです。今度こそくじけて
しまいそうと思う仕事が毎回のようにやってきます。そして満身創痍になりながら、なんとか乗り
切るのです。そうして人は強くなっていく。これが仕事ということではないかと思うのです。
だからやすやすと毎日仕事ができているのなら、それは全く漫画的じゃありません。自分にとって
史上最強の敵、すなわち難題を自ら見つけていくのです。
★その2 自分に誓約をかける。
「HUNTER×HUNTER」の念能力や「JOJOの奇妙な冒険」のスタンドなど、能力をテーマにした漫画が
あります。これらの漫画では、自分の能力の発動条件に対してある一定の制限を自らかけて誓約を
課すことで、より強い能力を引き出すキャラクターが描かれることがあります。これもバトル系
漫画ではよくあるパターンです。これが実は仕事においてもあるのではないか。そのように僕らは
考えています。強くなりたいのならこれをしてはならないという自分ルールをつくれ、ということです。
例えば、面白法人であれば、webクリエイターという職種が9割を占める組織であり続けるという
誓約を課しています。あるいは鎌倉に本社を置き続けているのも、そういった考え方が根底には
あるのかもしれません。自分にどんなルールを課すのか、これを仕事人として問うのです。そして
その誓約を一度でも破ると自分の心に隙ができます。負い目ができてしまい負けてしまうのです。
その代わりに誓約を守り続けていくことで自信が満ち溢れてきます。自信が自分を強くするのです。
【続く】
日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120312/229709/
7つのキーワードがあります。その中の1つに「それって漫画っぽい?」というキーワードがあるぐらい
漫画的であることを重視している会社です。今週は、その面白法人カヤックが漫画をどのように
仕事に生かしている会社なのか?ということについて書きたいと思います。
一口に漫画と言っても様々なジャンルがあり広すぎますので、僕らのイメージする「漫画っぽさ」について
もう少し解説するのであれば、それはバトルを中心とした少年漫画っぽさと言えるでしょう。1970年代
生まれであるカヤック創業者3人の人格形成における大事な時期である小学生を過ごした時代が、
週刊少年ジャンプの1980年代から1990年代にかけての黄金期(勝手に僕らはそう思っています)と、
もろにかぶっていることに影響を受けています。それでは、バトルを中心とした少年漫画のどのような
エッセンスを僕らは仕事にいかしているのでしょうか。その特徴的なことを5つほど抜き出し、
解説したいと思います。
★その1 毎回次から次へと強い敵がやってくる。
バトル系の少年漫画のストーリーは非常に単純です。とにかく戦っているだけですから。そして、
毎回のように最強の敵がやってきます。今度こそやられそうだという史上最強の敵が訪れるのです。
そして息も絶え絶えになりながらもなんとこさ倒すことができます。そして、1つの戦いを終えるたびに、
主人公は修行に入り、必殺技を進化させ次の敵を倒す準備をするのです。ほぼこの単純なストーリーの
繰り返しです。
ですが、この単純な繰り返しのパターンこそが、仕事そのもの、あるいは人生そのものではないかと
僕らは思っています。つまり、仕事も新しいチャレンジの繰り返しなのです。今度こそくじけて
しまいそうと思う仕事が毎回のようにやってきます。そして満身創痍になりながら、なんとか乗り
切るのです。そうして人は強くなっていく。これが仕事ということではないかと思うのです。
だからやすやすと毎日仕事ができているのなら、それは全く漫画的じゃありません。自分にとって
史上最強の敵、すなわち難題を自ら見つけていくのです。
★その2 自分に誓約をかける。
「HUNTER×HUNTER」の念能力や「JOJOの奇妙な冒険」のスタンドなど、能力をテーマにした漫画が
あります。これらの漫画では、自分の能力の発動条件に対してある一定の制限を自らかけて誓約を
課すことで、より強い能力を引き出すキャラクターが描かれることがあります。これもバトル系
漫画ではよくあるパターンです。これが実は仕事においてもあるのではないか。そのように僕らは
考えています。強くなりたいのならこれをしてはならないという自分ルールをつくれ、ということです。
例えば、面白法人であれば、webクリエイターという職種が9割を占める組織であり続けるという
誓約を課しています。あるいは鎌倉に本社を置き続けているのも、そういった考え方が根底には
あるのかもしれません。自分にどんなルールを課すのか、これを仕事人として問うのです。そして
その誓約を一度でも破ると自分の心に隙ができます。負い目ができてしまい負けてしまうのです。
その代わりに誓約を守り続けていくことで自信が満ち溢れてきます。自信が自分を強くするのです。
【続く】
日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120312/229709/
2:( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`)φ ★:2012/03/27(火) 19:30:18.30 ID:???
【続き】
★その3 仲間のために死ぬやつがいる。
バトル系漫画には自分のためにではなく仲間のために必ず死ぬやつがいます。「JOJOの奇妙な冒険」で
いえば、モハメド・アヴドゥルの最期がそうでした。自分の身は自分で守れと言いながら、最期に
仲間を助けて自分が犠牲になるのです。この価値観をカヤックでは大事にしています。
もともと学生時代の同級生3人で会社を始めたわけです。自分さえよければよいという価値観ではなく、
仲間のために自分が犠牲になることがかっこいい事なんだ、と思い込んでいないと乗り切れない
ケースも多いことをわかっています。カヤックには社内の伝説的エピソードを共有するエピソード
ブログというブログがイントラネット内にあります。この中にも仲間同士が助け合った泣ける話が
たくさんあります。漫画的に仲間が助け合ったエピソードを増やし、お互いに士気を高めているのです。
★その4 戦った敵が仲間になるシステム。
バトル系漫画の王道パターンとして、戦った敵が仲間になるという別名「男塾システム」があります。
やはりとことんコブシを交えた相手とは友情が芽生えるのでしょう。そのことをカヤックでも重視して
います。つまりぶつかり稽古を大事にしているのです。お互いにお互いのイケテないところを指摘しあう。
これを良しとしています。実は中途で入社した社員の中には激しいぶつかり稽古にびっくりする人も
いるようです。というのも、面白法人のwebサイトをみていただくとわかるのですが、全社員が紹介され
ており、何だかそれなりにいいやつばかりがいそうな集団にみえるからです。確かにいいやつばかり
なのですが、やはり真の仲間になるためには一度はぶつかってコブシを交えないと駄目だと愚直に考えて
いるのです。
★その5 仲間の中にてんでためなやつがいる。
完璧なキャラなどいません。何かが欠落していたり、何かひとつのことしかできなかったりするいろいろな
仲間が集まってチームとして強くなる、というのが漫画の王道です。そしてその中には弱虫もいます。
会社で言えば急に出社しなくなっちゃうような人です。でもそういう人間が時にかっこいい活躍をする。
それが熱いのです。適材適所で最高のチームをつくる。これもカヤックが漫画を参考にしている点です。
以上5つほどあげてみましたが、週刊少年ジャンプが大切にしているというキーワード「努力、友情、
勝利」というキーワードと見比べてみると、カヤックでは「友情」というキーワードを比較的大切に
しているということが見えてきます。「友情」というキーワード。最近では、古臭くなって、てんで
聞かなくなったような気がしますが、僕はこのワードをしつこく推していきたいと思います。
日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120312/229709/
★その3 仲間のために死ぬやつがいる。
バトル系漫画には自分のためにではなく仲間のために必ず死ぬやつがいます。「JOJOの奇妙な冒険」で
いえば、モハメド・アヴドゥルの最期がそうでした。自分の身は自分で守れと言いながら、最期に
仲間を助けて自分が犠牲になるのです。この価値観をカヤックでは大事にしています。
もともと学生時代の同級生3人で会社を始めたわけです。自分さえよければよいという価値観ではなく、
仲間のために自分が犠牲になることがかっこいい事なんだ、と思い込んでいないと乗り切れない
ケースも多いことをわかっています。カヤックには社内の伝説的エピソードを共有するエピソード
ブログというブログがイントラネット内にあります。この中にも仲間同士が助け合った泣ける話が
たくさんあります。漫画的に仲間が助け合ったエピソードを増やし、お互いに士気を高めているのです。
★その4 戦った敵が仲間になるシステム。
バトル系漫画の王道パターンとして、戦った敵が仲間になるという別名「男塾システム」があります。
やはりとことんコブシを交えた相手とは友情が芽生えるのでしょう。そのことをカヤックでも重視して
います。つまりぶつかり稽古を大事にしているのです。お互いにお互いのイケテないところを指摘しあう。
これを良しとしています。実は中途で入社した社員の中には激しいぶつかり稽古にびっくりする人も
いるようです。というのも、面白法人のwebサイトをみていただくとわかるのですが、全社員が紹介され
ており、何だかそれなりにいいやつばかりがいそうな集団にみえるからです。確かにいいやつばかり
なのですが、やはり真の仲間になるためには一度はぶつかってコブシを交えないと駄目だと愚直に考えて
いるのです。
★その5 仲間の中にてんでためなやつがいる。
完璧なキャラなどいません。何かが欠落していたり、何かひとつのことしかできなかったりするいろいろな
仲間が集まってチームとして強くなる、というのが漫画の王道です。そしてその中には弱虫もいます。
会社で言えば急に出社しなくなっちゃうような人です。でもそういう人間が時にかっこいい活躍をする。
それが熱いのです。適材適所で最高のチームをつくる。これもカヤックが漫画を参考にしている点です。
以上5つほどあげてみましたが、週刊少年ジャンプが大切にしているというキーワード「努力、友情、
勝利」というキーワードと見比べてみると、カヤックでは「友情」というキーワードを比較的大切に
しているということが見えてきます。「友情」というキーワード。最近では、古臭くなって、てんで
聞かなくなったような気がしますが、僕はこのワードをしつこく推していきたいと思います。
日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120312/229709/
3:名刺は切らしておりまして:2012/03/27(火) 19:31:41.32 ID:pwZIcYXO
師匠と修行が足りない
6:名刺は切らしておりまして:2012/03/27(火) 19:46:31.45 ID:TjQLe3nl
人気がでないと3ヶ月で打ち切られる
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